音本ライブ 池田大助捕物帳 【長屋の秘密 二】 野村胡堂 読み手七味春五郎／発行元丸竹書房 オーディオブック
今回の音本ライブは、池田大助捕物帳中篇 【長屋の秘密】を全五回でお届けします。
江戸一円を荒らし回る凶賊巴組。しびれを切らした石子伴作は、池田大助に援助を求めるが、
大岡越前に薫陶をうけた若き池田大助の活躍を描いた、野村胡堂の連作小説。
テレビドラマが1974年より放映されており、全26回放映された。小西酒造提供(1550年創業。兵庫県伊丹市に本社があった。清酒メーカー)。
■登場人物
池田大助……名奉行大岡越前にみこまれて、訓育を受ける
お美濃……大助の許嫁的存在。軽業小屋あがりのいい女。
仙太郎……大助のつかう飴屋の少年
源太……御用聞きの四十男
勘次……下っぴき
石子伴作……大岡越前の配下の与力
宮松……長善寺の鐘撞き男
大五郎……池田大助の父親
近作……清水屋の亭主
打越十三郎……長屋に住む浪人
了海……長屋にすむ破戒僧
善助……二八蕎麦売り
お今……善助の妹
東吉……大工。お今の恋人
五行堂……長屋に住む易者
三吉……長善寺の寺男
良念……長善寺の執事
■用語集
財物……金銭と品物
分限者……財産家
寺宝……ジホウ
絵半切……エハンセツ・えばんきりとも。絵や模様のついた半切り紙(手紙用の縦が短く横に長い紙。もとは、杉原紙を半分に切ったことから)。
頓首……トンシュ・手紙に末尾にそえる。相手に敬意をしめす
兇手……キョウシュ・人を殺傷しようとするもの。または、そのしわざ。
寺領……ジリョウ・寺の所有する領地
閑寂……カンジャク・ものしずか、ひっそりとして落ち着いていること
尾籠……わいせつなさま
陋巷……ロウコウ・狭くむさ苦しい町
老尼……ロウニ・年を取った尼僧
人非人……ニンピニン・ひとでなし
庫裡……寺院で食事を整えるところ。または、住職やその家族の住む場所
上酒……ジョウシュ
#大岡政談 #野村胡堂 #朗読時代小説
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